3.11PPの活動

「3.11肖像写真プロジェクト」とは、東日本大震災復興支援の一助となるよう、主にプロのカメラマンやヘアメイクの有志によって組織されたボランティア活動です。

今なお傷跡深い被災地に足を運び、被災された方々の肖像写真を撮影することによって、その方々の気持ちが切り替わり、今までとは違った気持ちで明日への一歩を踏み出していただくことを目的としています。

この活動を通じ写真を流出してしまった方々のお手元に新たな記念写真があることで、僅かでも前向きに日々を歩んでいただく契機となっていることを、実感しています。

これまでに、33ヶ所の避難所/仮設住宅を訪れ、のべ1080組のご家族を撮影してきました。(2011年12月現在)

撮影した写真は、非被災県の小中高校生の皆さんのご協力のもと、丁寧に額装していただき、彼らの応援メッセージとともに被災された方々のお手元にお届けしました。これまでにお手紙を書いていただいた学生さんの数は、2201名に上ります。また、そのお手紙に返信を書くことで、個人(被災者)と個人(非被災者)の繋がりが芽生え、心のケアに役立っていることも実感しています。

震災から1年以上が経ちましたが、本当の意味での復興支援はこれからだと思います。それ故に息の長い活動として、このプロジェクトを続けていきたいと思います。

東北が少しでも笑顔を取り戻せるよう、個人と個人の繋がりを築いていきます。

 

3.11肖像写真プロジェクトの活動内容

・震災で写真やアルバム等を失った方々に対し新たに写真を撮影し、額装した後にご本人にお渡ししています。額装は学生ボランティアの方々にお願いしています。

・被災した写真館等の、営業再開の一助となるような支援をしていきます。

・後年に写真展を開催し、今回の大震災を風化させない活動を行います。

・広く社会に対し写真がもつチカラの再認識・再評価を示します。

・Webサイトや広域的活動を通し、より多くの個人と個人が繋がる仕組みを提案していきます。

活動の意義

・新たな写真をお手元に置いていただく事により、家族の絆、仲間との絆、地域との絆を再確認していただけます。

・「撮影」「メイク」という非日常の中に身を置いていただくことにより、自己と現在、そして将来を見つめ直す良き機会としていただけます。また、その結果としてセラピー効果も期待できるから、気持ちが前向きになり、新たな面持ちで将来に向かっていただけることと考えています。

・お撮りした写真をアーカイブ化し、後年写真展を開催することで、そこから見えてくるもの(推測の域を出ませんが、精神性や民族性)を探り、後世に残し伝えることができます。

・額装作業に関しては、被災された方のお写真を見ながらの作業、また応援メッセージの作成となる為、非被災県の学生であっても相当の当事者意識を持っていただけます。また事務局が学生の皆さんと被災された方々の間を取り持つため、個人的な繋がりが芽生え、息の長い支援へと繋がる事が期待できます。